カウンターのこちらがわ


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ブログの読者さんから「もうバイトはやめたんですか?」と尋ねられた。

昨年は、昼も夜もフレンチレストランで働いていたこともあって、よくブログに書いていたのに、ここのところバイトのことをしばらく書いていなかった。

前回の日記にちなんで、朝ドラ「あまちゃん」の登場人物と重ねると、昼間は海に潜り、夜はスナック梨明日で働く北三陸海女クラブのお姉さま方にはかなわないけれど、昼間は編集の仕事をして(歌の練習、料理の練習、そして家事、昼寝、読書などもしているけれど)、夜はレストランナカムラのカウンターに入っております。

フレンチレストランでありながらバーカウンターがあるのだ。

コース料理の予約がある場合は、もちろんホールに出てサービスをするけれど、ない場合はカウンターに来られる常連のお客さまへのサービスをしている。
ボトルをキープされている方もいらっしゃるし、会社帰りにふらりと寄ってつまみを食べながらビールを飲んで帰宅される方もいらっしゃる。はたまた単身赴任のひとり暮らしのお客さまが、疲れた体を引きずって来られて、体調を察したシェフが臨機応変にアレンジした料理をお出しすると、元気になって帰られるという場合もある。
常連さんだけでなく、ふらりと入って来られて「飲むだけでもいいですか?」とカウンターに座って行かれることもある。
(ちなみに今は、『夏だから立ち寄りフレンチバール』というフェアを開催中。グラスワインもしくはジョッキ生とフレンチおつまみプレートのセットで1260円。すごくお得。この調子だと『秋だから夜長を楽しむフレンチバール』に持ち込む可能性も大。ぜひご来店ください。ちゃっかり宣伝でした)

カウンターに座っていただければ、メニュー以外のお料理も、その日ある材料でシェフがささっと作られるのだが、これが、フレンチにとどまらずイタリアン、中華、和食と、ボーダーレスに国境を越えて広がるので、自分の勤め先が何屋さんなのか忘れてしまうこともしばしば。
いつだったかは、フレンチらしく整えられたお皿の中央に豚足がのっていたことがあって、他の常連さんの目をくぎ付けにしていたこともあった。
ちなみに昨日は、緊張が続いた日々を過ごして帰って来られた常連さんの心中を察したシェフによる、出汁巻き玉子が出てきた。味見させていただいたけれど、ジューっと優しいおだしが口中にひろがって、心底安心するおいしさだった。

いつだったか、大分から遊びに来た友だちが会いたいと連絡をくれたのだけれど、バイトだったので「店に来てよ」というと「のぶえちゃん、仕事してるのに、悪いよ」という。「いや、一番ゆっくり話せるのが、実はあそこなのよ。時間も気にしなくていいし」と言ったらカウンターに席を予約してくれた。
コース料理を食べる彼女と、ゆっくり話ができて楽しかった。
後日「お料理はおいしいし、ワインも飲めるし、のぶえちゃんと話しができて大満足。また行きたいな」とメールが来た。

フレンチって敷居が高いと思わずに、ふらりと来ていただけると私も大満足です。
お酒が飲めない方には、おいしいお茶をお出しすることもあります。

ぜひお気軽にご来店くださいね。
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by kakunobue | 2013-08-29 11:13 | 日記 | Comments(0)

かくのぶえ フリーライター 日記・エッセイ・詩・イベント情報・こどもメッセージ集。


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